金無垢時計の会「ジパング」へ、
ks8様よりメールを頂きました。
遊馬も大好きなクッションケースの
金無垢時計です
さっそく紹介させて頂きます。
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- 遊馬様
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- こんんちは。ブログを拝見させていただいている者で、ks8と申します。
- 「ジパング」のアイデア、面白そうなので、写真をいくつかお送りします。
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- ロレックスではないのですが、ルーツは初期のクッションケースのオイスターです。
- ご存知かもしれませんが、WGケースのがPAM062(C番、2000年)、RGケースのがPAM103(E番、2002年)です。
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- パネライがまだゼニスの機械を載せていたころの製品で、恐らくパネライの歴史の中で最も小さい時計たちだと思われます。
- ツナ缶と評されるルミノールと違い、ケース径40mmで厚みは11mmと薄くて日本人の腕にぴったりのPAMたちです。
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- 変曲点が無いきれいな輪郭がクッションケースのキモ。大きさは全然違いますが、横から飛び出した大きめの竜頭や、スモールセコンド等、1940から50年代のオイスターの面影があり、気に入っています。
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- 現行PAMの40ミリモデルは、すべて厚みのあるルミノールなので、初期のロレックス・オイスターとはまったく違った雰囲気です。
- ラジオミールですと、最小で42ミリなので、やや大きい感じです。なので、残念ながら40ミリのラジオミールは、
- 2000年ころの生産品に限られ、あまり選択肢がありません。今後小くて薄いPAMがもっと出てくるかもしれませんね。
- それから、デストロモデルも期待したいですね。
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- このPAM103は、親父の形見なので、特別な思い入れがあります。WG版のPAM62は、最近見つけたもので、これを普段に使っています。
- 薄いので、付け心地は40ミリよりも小さい感じがしますが、WGなので適度な重みがあり、詰まっている感じがして良いです(笑)。
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- ゼニスの自動巻は、仕上げはいまいちですが、ローターがスムースなところが気に入っています。ロレックスの機械と同様に、
- 振ってもローターの回転が分からない程度です。

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ありがとうございます。
両機種とも、貴重なパネライのラジオですね。
RG(レッドゴールド)とWG(ホワイトゴールド)の
2本をも揃えていらっしゃるところが、また素晴らしいですし、
ks8様の愛着度の高さを感じさせられます。
2000年~2002年の短い期間で、
RGのPAM00103が1000本弱、
WGのPAM00062が1000本強の
製造本数だったと思われます。
デカ厚イメージの強いパネライですが、
このクッションケース40mmは、
そんな括りで語りたくない時計です。
アンティークのロレックスのオイスタークッションなど、
今はもはやほぼ手に入れることは不可能ですが、
現代において、美しいクッションケースの機械式時計を
選べと言われれば、遊馬はこの時計を筆頭に挙げるでしょう。
ムーブメントもゼニス社のたしかエリートを使っていたはず。
これも、安心性が高いですね。
40mmケースにシンプルな文字盤も手伝い、
ドレスウォッチとしても十分に、
通用する雰囲気を持ち合わせています。
今、もしブティックに、新品で並んでいたら、買いたい逸品です。
PAM00103は、お父様の形見とのこと、
大変ご趣味の良き、お洒落なお父様だったのですね。
Ks8様、お写真ありがとうございました。
金無垢時計の紹介、まだ続きますよ。
http://rolex6098.exblog.jp/23950185/
http://rolex6098.exblog.jp/20481467
引き続き、読者の皆様の金無垢時計の写真をお待ちしております!
Rolex Street 6098 は、腕時計ブログです。