2013年 08月 28日
ロレックス創始者の愛用時計は
ロレックス創業者、ロレックス創始者である
ハンス・ウィルスドルフ (Hans Wilsdorf)。

ロレックスの歴史を語るサイトは数多くあります。
しかし、ロレックス創始者であるハンス・ウィルスドルフ氏の
愛用の腕時計が何だったのか。

ロレックス愛好家には、とても気になる、
そして是非とも知りたい話ですよね。
そこで、ロレックス専門ブログ
Rolex Street 6098 の執筆者である遊馬としては、
調べなくてはいけません。
貴重なハンス・ウィルスドルフ氏の
腕時計着用写真が
これだ!!

おぉー、これはロレックスの・・・
写真をもっとアップしてみると、

やはり、ジュビリーブレスです。
このロレックス創始者の貴重な腕時計着用写真の撮影年は、
1958年と言われています。
なぜなら、1959年時の以下の写真を見ても、
1950年代後半と推察されますので。
プレートに記載された1959年がその証明となります。

となると、この50年代後半で、ジュビリーブレス装着の
ロレックスが、創始者であるハンス氏の愛用ロレックスの
候補に挙がることとなります。
ブレスの駒の形状から金無垢。
さらに、製造年から考察するに、
デイトジャストか、デイデイトのファーストであるRef.6511、
あるいは1957年に登場したRef.6611が考えられます。
問題のジュビリーブレス装着のロレックス着用の写真は、
1958年に撮影されたとものです。
そこで、一つの考察が生じます。
当時のロレックスの販売戦略上、最も力を入れ始めた、
最上位モデルのデイデイトではないかと思うのです。
確かに、アイゼンハワー氏が、アメリカ大統領に
就任(再任)した際、ロレックスは大統領へ、
ジュビリーブレスの金無垢デイトジャストを
お祝いに贈呈したようです。

そして、アイゼンハワー大統領が愛用したことで、
一躍ロレックスは注目を浴び、
プレジデントブレスという愛称が付けられています。
この点からすると、まずはデイトジャストの可能性が
高く感じますが、写真だけでは断定できません。
なぜなら、ロレックスの広告のうまさ、宣伝上手を踏まえると、
創業者自身が宣伝マンでしょうから、
極力、ロレックスの新作時計をハンス氏自身が着用し、
喧伝していたはずと推察されるからです
となると、デイトジャストや
デイデイトの実験的なファーストの6511よりも、
製造年からもっとも写真撮影年に近い、
セカンドデイデイトのRef.6611の可能性が
あるのではなかろうかと遊馬は推論します。
なお、Ref.1803は1959年製造と言われておりますので、
1803の可能性はありません。
ともかくも、Ref.6511、Ref.6611も製造期間は
非常に短く、約1年とも言われており、
その後、Ref.1803へと移行してしまったものですから、
市場で販売された本数は本当に少ないものとなります。
ロレックスのデイデイトは、以前、
本ブログ記事で記載したとおり、マリリンモンローが
密かにケネディ大統領にデイデイトを贈ったり、
さらに続くジョンソン大統領が愛用するなど、
歴代大統領のステイタスとして、
多くの要人にデイデイトは愛用されます。
第36代アメリカ大統領

遊馬としては、 6611のブレス付、
さらにギャランティー付が欲しいものです。
さて今回も、ロレックスネタになりましたが、
セイコークレドール記事は着々と進行中です。
今しばらくお待ちください。
本日もお読みくださり、ありがとうございました!
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by asmars
| 2013-08-28 01:30
| ROLEX