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久方ぶりのブログ更新です。

ようやく今年のバーゼルの新作達を確認しました。




しかし、正直、スポーツモデルには関心を持ったものはありませんでした。

なんだか、デジャブみたいなものもありますね。

ロレックスも結局チュードル化していくのでしょうかと思ってしまいます。

経営陣が望むほどのレベルでは、実はロレックスも売れてないのかもしれません

売上を伸ばしたいなら、SSデイトナをさらに大量生産すれば良いと思いますけれどね。





そんなデジャブ新作でがっかりされた方々でも、唯一気になったのが、

過去私がネタ記事にしたチェリーニさんでしょうか。



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Rolex公式HPより




ドレスタイプの時計にムーンフェイズを載せていますから、

ロレックスも複雑時計に本腰を入れたと見て良いかと思っています。


ただ昔からロレックスを持っていた人間からすると1つ不思議な点があります。



というのも、ずいぶん昔に時計雑誌でよく出ておられた

日本ロレックスの元サービス部部長の佐藤宣夫氏が

以下のように主旨の発言されていたのをふと思い出したからです。



「新しい機構は、まずは最上位モデルであるデイデイトに搭載されていた。」



そんな過去の発言からすると、現在のロレックスの複雑時計への歩みは、

かなり慎重に進められているように思います。



まずは、スポーツモデルでも、他と比べ数が少なく、

耐久性の高いゴツい大型モデルのヨットマスターやスカイドゥエラーでチャレンジ。



屈強、壊れない実用機械式時計の雄であり、

大量生産する時計メーカーでもあるロレックスにとって、

流通させてからのトラブルはまさにブランド

レピテーションを著しく毀損させるリスク、致命傷となりますので。



顧客面でも最上位モデルのデイデイトは古いリファレンスの

メンテナンス対応においても他のモデルより

優先させているように思われますから、

現経営陣にとっても、安定性が実証されたムーブメントでないと

迂闊にデイデイト搭載させるのは難しいのでしょう。



そして第一段階を経て次に取り組むのが、

小型薄型化へのチャレンジ、今回のチェリーニへという流れでしょうか。


ここで問題がなく長期間の安定性が認められれば、

満を持して、最上位モデルのデイデイト複雑時計化なんてことがあるのでしょうか。


前回に続く今回のチェリーニを見ていると、

ロレックスのクラシックドレスラインを担う位置付けが明確化されたように思います。




とはいえ、まだまだデザインは改善の余地があるように思います。

発表される新作に、なかなかロレックスファンが盛り上がらない理由は

過去と代わり映えしないモデルが多いのもありましょうが、

それはブランド認知面からアイコンデザインを

そうそう変えられないので致し方ない話。


しかし、もう少し理由を考えるなら、

どうしても高い購買欲を生じさせるレベルでの

デザイン美、格好良さを感じないというところに尽きるのではないでしょうか。



リファレンスが6桁に突入してから、

私が強く思う具体的なデザインの悪さを1つ挙げるなら、

とにかくバランス感の悪さです。



ケースの形状、時計全体を眺めた時のベゼル幅、

ラグの大きさ、ケースの厚み、さらには文字盤上の各配置など、

各所で微妙なバランスの歪み、均衡のなさがあり、

それが複数積み重なって、見た者に時計全体から座りの悪さを

感じさせているように思うのです。



だからディスコン煽りがないと、

もはや溜まった在庫が捌けないと。



真の時計好きならそんなディスコン話に目が眩んだ狂想曲に

もはや踊らされることはないと思います。



元々欲しくなかった時計ならば

ディスコンになろうがそもそも関係ないし興味もないだけのこと。

外野から狂想曲を冷ややかな目で眺めているのが正解でしょう。



ともかくも狂想曲を吹っ飛ばすくらいの、

ロレックスのもう1つの強みである、

時代を超えて愛される普遍性の高い素晴らしきデザインセンスを、

もっと新作で発揮して欲しいところです。

いちロレックスファン、時計好きとして強く思います。



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by asmars | 2017-04-10 23:00 | ROLEX