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オーデマピゲのロイヤルオーク。

ジェラルドジェンタの再興のデザイン。




ラグジュアリースポーツウッチといえば、これが最高傑作でしょう。

パテックのノーチラスもジェンタデザインですが、

やはり元祖のデザインに勝るものはなく。




オーデマピゲのロイヤルオークと言えば、ケースとブレスが

特徴的ですが、

こういう動画を見ると欲しくなりますよねと、

ロイヤルオークができるまでの動画を紹介します。

ケース編、ブレス編、組立編等ある貴重な映像です。



ケース編は、2:40あたりからです。




ロイヤルオークのステンレスの真の出来を味わうには、

できることなら中古品ではなく、

新品のエッジがしっかり効いたものを手に入れたいですね。



もちろん資金的な余裕度合いでは、

致し方ないこともあるかもしれませんが、

やはり自分でつけていった時計の傷が、

まさに「男の勲章」と思えるようになりはずですから。
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by asmars | 2014-01-19 00:01 | その他の機械式時計

あんまり小難しいことを書きたくないので、デザイン面の話が多いブログですが、

少しムーブメントについても書いてみたくなり、記事にしました。



遊馬は時計技術者ではありませんが、

技術力のなさを棚に上げて、

ムーブメントの悪口を言う類の記事ではないので、

出来る限り様々な文献を幅広く読み込み、

客観的に見た限りの評価を述べています。

議論のふっかけは、どうかご容赦くださいませ。






ムーブメントというと、ETA、ゼニスのエルプリメロ、

ヌーベル・レマニア、フレデリック・ピゲがありますが、





遊馬の憧れのムーブメントは、

バルジュー社のムーブメントです。






業界唯一のアンティークウォッチ専門誌である「LowBEAT」

その発刊記念号の表紙を飾ったのは、




パテックフィリップの2レジスタークロノであり、





そのムーブメントベースは、最高傑作ムーブメントとして名高い、

バルジュー社のムーブメントです。




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ここからは少々難しいキャリバー話です。




キャリーぱみゅぱみゅでは、ありません。











雑誌記事には、こう書かれています。




「1901年に設立されたバルジュー社は、抜きんでた性能の高さを誇る

クロノグラフの名門中の名門」と。








1914年には、レジスター式のキャリバー22(32.6mm)を発表。


このバルジュー22は、その後に開発された

23、72、69等のキャリバーは傑作クロノグラフの称号を得ています。






キャリバー23については、

1916年には、同上22を小型化したキャリバー23を開発成功(29.5mm)




このキャリバー23は、パテックフリップやヴァシュロンコンスタンタンなど、

名門ブランドのベースキャリバーであり、







パテックにおいては、当時制作されたクロノグラフの

ほぼすべてがこのバルジュー23だそうです。






雑誌掲載のはバルジュー23ベースのパテックの2レジスタークロノ。

価格は987万円ですが、今ならもしかすると、

このキャリバー搭載のパテックは今は1千万円超えでしょうか。









そのキャリバー23をまさにバルジュー社の叡智と技術力を発揮して、

さらに小型化したのが、世界最小の機械式クロノグラフ

バルジュー社のキャリバー69です。





「ベビークロノ」と呼ばれていますね。

ロレックスの2レジスターのクロノグラフでも搭載された名機です。




なにせ23と同じ機構で(もちろん振動数も毎時18,000振動で同じ)、

サイズはなんと23.35mmですよ。





キャリバー23が29.5mmですから、

キャリバー69の23.5mm小型化ぶりがいかにすごいか。




キャリバー69は傑作ムーブメントでありながら、かつ、

1940年代当時世界最小と称されたムーブメントであり、

まさに日本人的な叡智の発揮の仕方。






クラシックな雰囲気の時計における

デカ厚ブームを嫌う遊馬にとっては、

時計技術の素晴らしさが分かる最高の逸品だと考えています。





そして、このキャリバー69、

通称ベビークロノは、製造数だけでなく現存数も少ない、

知る人ぞ知る、まさに稀少品、レアキャリバーとなっています。




機械時計ヲタ的なトークになりかけてはいけないので、

話を、バルジュー社のムーブメントのその後に続けますが、その後は、

ロレックスのデイトナにも搭載された、

12時間積算計付となる3レジスターの

バルジューキャリバー72となるわけです。






ただ、やはり、バルジューは2レジスターの

Cal.23かCal.69が傑作ムーブメントに比べると、

調整に技術が必要なようで、72系も名機との評価はありますが、

やはり23や69のほうが魅力は高いです。





そんな歴史を知ると、バルジューの

キャリバー搭載のクロノグラフがやはり欲しいとなるのですね。

だから遊馬は、憧れムーブメントとは、

まさに当時のバルジューのような存在を言うべきではないかと思っています。






さて、話をさらに現行に近い方向へ進めると、

ロレックスデイトナが手巻きのクロノグラフから、

自動巻きになる際、ロレックスのデイトナは、バルジューから、

ゼニス社のエル・プリメロを採用したわけですが、





本来のエルプリは、毎時36,000振動を

ロレックス社はあえて、

毎時28,000振動に落とす、ロービート方向に改良するのです。




ロービートと言えば、本来は、毎時21,600振動(毎秒6振動)位までですから、

毎時28,000振動は十分ハイビ―トなんですよね、




これは、傑作中の傑作である名機バルジュー23,69、72

(手巻きのクロノグラフ)ムーブメントが

振動数は毎時18,000振動(毎秒5振動)ですから、





あえて振動数を減らしたロレックスの英断は、

精度を重視し過ぎて、振動数が多すぎるのでは、

ロレックスの実用性と耐久性イメージに傷がつくと、

ロレックス社が相当ムーブメントの負担考慮したのがうかがえます。





最近のエルプリ搭載デイトナに対する評価は、

過剰評価のきらいが高いと遊馬は思っているのですが、





本来のエルプリは、振動数面だけでなく、

ロレックスに数百レベルの改良を加えられています。






それはつまり、耐久性等の向上のため、無理に、

ベースムーブを相当いじくり倒したという事実を物語っております。



ですから、無理にいじくり倒された

エルプリベースのCal.4030よりも、





やはりロレックスが、エルプリ改造ムーブの

反省を踏まえて、自社生産用に、

まさに社運を賭けるくらいの力の入れようで、

高い耐久性と実用性を考慮して、

一から設計し直した

ハック機能(秒針規制)もあるCal.4130のほうが、




メンテナンスの容易性、品質、耐久性面でのバランスなど、

総合的に、間違いなく出来は良いと考えるのが

合理的ではないでしょうか。





ロレックスのムーブメントの開発の歴史をたどると、

耐久性面への考慮が強いと思います。





ゆえに遊馬がどちらのムーブメント搭載のデイトナを

勧めるというのであれば、

エルプリベースのデイトナよりも、

遊馬はロレックス自社製造Cal.4130を勧めます。








エル・プリメロのキャリバーは、一部の売りたい側の宣伝で

ロレックス搭載のクロノグラフということで人気化しましたが、

くれぐれも売りたい販促に踊らされないように。








もっともゼニス社の時計に搭載されたエル・プリメロは、

それはそれで評価していますが、

あくまでデイトナのムーブメント比較という点での話です。






ムーブメントの開発の歴史、名機紹介は、

非常に面白いですね。





名門バルジューのムーブメント話を中心に、話を広げましたが、

今現在、ETA傘下にあるだけで、

当時の栄華を極めていた機械式時計に搭載されていた

名門バルジュー社のキャリバーを軽んじた評価しかできない

時計コレクターさんがもしいるとすれば、

それは、おそらく機械式時計の歴史面等をご存じないだけであり、

言われなき批判は、とても残念に思います。






まあ、ともかくも、ムーブメントについて詳しく知りたい方は、

ぜひ先ほど紹介したLowBEATを買って読まれるとよいと思います。






長きにわたり、アンティーク時計を扱う重鎮のコメントがあり、


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「ロービートは素材自体もすごく良い素材を使っていた、

金属加工とか生産効率とかをまったく考えなかった。

丈夫で長く使えるって観点で素材選びをしてきたから、

素材自体のクオリティが違う。」



これには遊馬も同感です。





アンティークがぼったくりというのは、

それはアンティークに詳しくもない信用なき店や個人売買で買い、

また知識もなき店で売るから、

安く買いたたかれるのです。




ディスコンティニュード程度しか扱わない、

営業歴の浅い時計屋では買ってはいけないし、

査定に出すだけ時間の無駄です。




アンティーク時計コレクターは知っています。

ダメな店と良き店の違いを。



今回は、ムーブメントに焦点を当てた記事となりましたが、


ロレックスでもプレデイトナ以前のクロノグラフの評価を尋ねられることがありますが、

遊馬は、むしろプレデイトナ以前のロレックスをはじめとしたクロノグラフのほうを

高く評価しています。



少々口は悪くて申し訳にないのですが、

プレデイトナなんて言う名前は、まさに時計がわからない金持ちへの

営業ウケのためのマジックワードでしょうねと。



むしろ、

機械式時計の黄金期と呼ばれる1940年代から1960年代の

限られた選ばれムーブメントメーカーキャリバー搭載をした

クロノグラフこそ、大いなる時計の芸術品としての

付加価値を有するものだと思っています。





それ以降の時計は、ガワだけで評価とされている

クロノグラフと私は思っています。





もちろん、デザイン重視の遊馬は、

デザイン重視でも良いと思っていますし、

クロノグラフ黄金期のモノではないクロノグラフは、

完全にデザイン面だけ見ての選択です。




だから現行では、ムーブメントの良し悪しをほとんど意識しません。

メンテナンスさえしっかりしてくれれば良いってとこですかね。

アンティークでない限り、時計は、ガワだけで遊馬は買いますから。
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by asmars | 2014-01-18 21:34 | ROLEX


私の時計選びで大切にしていることがあります。







先日、とっとこ様のブログにコメントという形で記載しましたが、

もう少し詳しくブログで書いてみたいと思います。







時計選びに王道はあるかもしれません。







しかし一般に流布するような時計選びの王道的な選択は、

見方を変えれば、それ自体が、

無個性な一般的な選択でもありえます。






それは、自分的には、ベタな選択、

ミーハーな選択をしている感じがどうもしてしまうのです。






だから、王道のようでありながらも、

実は個性がある選択が、私の理想なのです。











時計選びに、遊び感というか、

微妙な外し感がないと、つまらなく感じるんですよね。








実際、そんな遊び感のある、

個性の少し垣間見える選択ができないと

自分自身が人間的にどうも浅い選択をしていて、

深みがないなあーという感じに、

思えてしまうところがありまして。










色々時計を見過ぎてしまっているせいか、

アンティークは別にして、

個体の状態の良し悪し程度くらいしか、

差が出ないヴィンテージロレックスでは、

自分の中で無難な選択をしたなあ・・・

というだけで終わってしまうんですね。










遊馬が、時計において人とのかぶりの少なさを

重視するのは、そんな時計選びのこだわりからなんです。









ミーハーではあり得ない、リセールだけで買っていない、

まさに、時計好きとしての、時計人としての
















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この時計をなぜ買ったのか、

そんなことが色々語れる時計、

わかりやすいブランドを選ぶにしても、

何か遊び心があるモデルが良い。

個性を感じる部分があるモデルが良い。










人と極力被らないものを選ぶ。

これは、人がまだ選んでいないものから、

自分の目利きだけで、自分の審美眼だけを、

一番の頼りに選びとることが求められる。










変なものを買ってしまう、高値買いしてしまうかもしれない、

あとで後悔するかもしれない

着けてみたらすぐ飽きてしまうかもしれない、

自分のファッションに似合わないものを

もしかすると選んでしまうかもしれない、

売りたくても安値でしか買い取ってもらえないかもしれない、










でもね・・・、
















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そう、そんなリスクと隣り合わせにしつつも、

自分の目でたくさん見比べ、悩み、検討して、

ようやく手に入れた逸品は、最良の喜びを与えてくれるはず。













やはり、思うんですよ。

















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時計の女神に微笑まれるような、

そんな時計選びと買い方を大切にしたいなあと思っています。









買うときは、男気見せて、現ナマ一括でガツンとね!










こんな感じで、












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勢いよく、男気見せて、店で時計を買ってきましょう!





だから、事前にオーダー入れるなら慎重に。

入れたら必ず買う覚悟が必要。

躊躇して買わないと、もはや次の機会がまわってこなくなる、

キャンセル前科犯になってしまっては悲しいので。
















それで、塾長張りに(笑)、

勢いよく正規店で現ナマ払って買ってきたのが、こちらです。
























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こんな紙袋に入ってきました。









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どんな時計か、それは、限定ブログで、公開です。
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by asmars | 2014-01-11 00:01 | その他の機械式時計