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時計の買い方の変化



ここ5年くらいの間を振り返ってみると、

私の時計の買い方(結局、悩んで何を買ったか)も、

ずいぶんと変化した気がしています。



年々、強く意識するようになったのは、

2種類の使い分けでの購入です。




それは、「使う時計」と「魅せる時計」

意識して買うこと。


当たり前のようで、これは意外に意識が薄くなりやすいかと。




1.使う時計


まず、使う時計は、日々使うと、

シーンが想定できる時計。


イメージしにくいなら、結婚を予定する女性の親

父さんお袋さんに、初めてお会いして

「娘さんをください(今時はこんな言い方はしないか)」と、

ご挨拶に行くときに、着けるべき時計イメージ。



こちらはオンタイム利用が中心ですから、

飽きのこないシンプルさがあり、

(ブランド的にも)目立ち過ぎず、

とにかく堅実なものが良いでしょう。



そういう時計は本数が沢山あっても良いでしょう。

そのほうが、気分によって使い分けができ、

結局長く使うことができます。





2.魅せる時計


一方、魅せる時計はというと、

自分自身が時計を眺めていて魅せられる時計、

簡単な例でいえば、金無垢時計、宝飾時計です。



また、永久カレンダーなどの複雑時計など

特殊品である時計も含まれます。


以前、限定ブログ(現在、更新余裕がないため休止中)で紹介した、

私が正規店で購入したオーデマ・ピゲのロイヤルオークも

数百万円する特殊品(エクストラシンではない)というべきものです。



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このロイヤルオークは、時計屋の店員さんに、

見せてほしいとよく言われます。

ロレックスのデイトナでは言われたことはないのに。



オーデマピゲのロイヤルオーク、さすがです。



機械式時計は高額品ですから、

とにかく値段以上に高そうに見える時計が

購入後の満足度の面でも大変良いようです。



ぱっと見で、違いが分かる複雑時計などの特殊品、

あるいはダイヤが入っていたり、

パヴェダイヤ文字盤やシェル文字盤など。


とにかく装飾性が高いものを選ぶと、

注目度合いが高まり、一人で眺めていても、

芸術品を見ているように満足感が

高くなるということなのでしょう。




この選択で注意したいのは中途半端なレベルは、

やはりダメなようです。



スポーツモデルにダイヤが

数ポイント程度は、

むしろちょっとスケベ心を

出してしまいましたよ的で、

まさに、むっつりスケベな感があります。




そう、スポーツなのに控えめ宝飾では、

どうも中途半端な位置付けとなり、

見ため的にもアンバランス感が生じやすいのです。




だから、もっときらびやかな時計を目にすると

次第に物足りなさがじわじわと湧いてきてしまうのです。

ダイヤ入り、高額品を着けていたい、

そして魅せたいなら、むしろ隠れず

堂々としたできる限りきらびやかな時計をと。

結局、ダイヤがもっと沢山載っている時計にしたほうが良いのです。




私以上に高額かつ多数の時計をご所有のF様からも、

私が昔、そんなスポーツモデルの

ポイントダイヤ入りを買おうとした際に、

中途半端なのは購入しないほうが良い」

と言われたのを思い出しましたが、

これもF様の経験則からのご発言だったのでしょう。




私の経験でも、自分でも行き過ぎかなと思う位のほうが、

やはり買った後、その華やかさ、美しさ、きらびやかさ、

高い芸術性によって、差別化が生まれ、

自身の満足感が高くなる気がしますので。




まさに、男なら、控えめムッツリ助平より、

大胆なオープン助平であるべきなのです。




ちなみに、芸術的な時計といえば、

昔、ボヴェ(BOVET)の時計で、

文字盤に鯉が泳ぐ模様が描かれた七宝だか、

エナメルのものが70万円くらいで売っていたのを、

買い逃したのをいまだに悔いています。


たしか33か34ミリ程度とケースの幅が小さいかなと

なぜかその当時思ってしまったのと

(今は34のほうがむしろ凝縮感があって良い)、


ボヴェの時計にに70万円払うべきかで悩んでしまい。

もう少し知られた時計メーカーであれば

即買いだったのですが。


とはいえ、悪趣味に近かろうが、

ぱっと目立つ装飾性があるほうが、

見ていて楽しいし、話題にしやすいわけですから、

やはり買ってしまえばよかったなあと。

その後の出会いがありませんからね。





ともかくも、品格は仕事時のシンプルかつ手堅い時計で示し、

遊びのときは、豪快に、きらびやかな時計をと、

できる限りメリハリを着けていくのが良いのでしょう。

買えば、その良さがわかりますから。




私も沢山時計がありますが、中途半端な位置付けの時計は

使用頻度が著しく低く、まさに所有していても死蔵状態に

なってしまっている反省点を踏まえて、

読者の皆様への参考にと、ブログ記事にしました。





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by asmars | 2017-01-19 06:30 | ROLEX

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