ランゲ&ゾーネの本当の魅力とは



時計において

かっこいい∧飽きずに使い続ける∧満足感が高い∧理知的∧エレガンス

という、「かつ条件」が成立する時計はなかなかありません。





比較的成立するのが

かっこいい∧スポーティーさ

ではあるのだけれど




かっこよさが少し荒っぽい力強さを強調するものだったり、

スポーティーさが妙に若さを強調し過ぎて少し子供っぽさがあったりと、

そんなデザイン・パターンが多い気がします。



また高級感を出すデザインも、派手過ぎたり、一目でレディース的であったり、

オカマっぽい雰囲気であったりと、

バランスの調和が取れているデザインも少ないものです。





もっとも、スポーツ時計、それはそれで魅力があり、

カジュアル化傾向が強まる現在では、

一般的にはそのような気楽なデザインが一般大衆受けしやすいように思えます。





しかし、そのような大衆化デザインが世に広がりをみせる中において、

その対極的に、原点回帰的に、クラシカルで、厳格で、

エレガントなデザインで成功したのが、

ランゲ&ゾーネであったと思われます。






特にブランド再興の最大の功労者は、

「ギュンター・ブルムライン」(画面見て左端)その人であり、

時計としては、「ランゲ1」であると言って良いでしょう。



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ブルムライン氏が寄り添う写真からもそれがわかります。








また、ランゲ&ゾーネのカタログにも、ランゲ1について、

以下のように記載されていますので。



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ランゲはというと、とかく裏透けがと評価されがちですが、

同じ値段帯域の時計で見れば、それなりに同じレベルの景色が揃うわけでして、



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せっかくランゲの魅力を語るなら、表からの見た目で語りたいところ。








そう、私はむしろカジュアル化が全盛を極めつつある中で、

クラシカルでありながら、ランゲ1を筆頭として洗練された時計ラインナップを揃えて、

他の時計ブランドとの差別化を見事に行った、その点にランゲの本当の魅力があり、

またそのような選択を行ったギュンター・ブルムライン氏ら経営陣の英断を高く評価しているのです。



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ブルムライン氏が、道半ば、若くして亡くなられてしまったのは、

時計ブランド界において最大の損失であったと思いますし、本当に残念でした。

氏の経営は、より多くのブランド経営者の良き模範になって欲しかったものです。










1994年に発表された復興ランゲ&ゾーネの時計達。

その中でも、特に古典的な雰囲気を持ちつつ優雅さをも両立させ、

デザインにも斬新さを持たせたランゲ1は、

ランゲ&ゾーネのブランド価値を高みに決定付けたと言っても過言ではないでしょう。












前掲のカタログに記述された「ランゲ1・・・・

一目見たら忘れられない、まったく新しいタイプのダイヤルのデザイン」。





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このランゲ1のデザインが特に愛されたのは、なぜなのか。






思うにそれは、




今では懐かしき、けれど、けっして色褪せない、

洒落た雰囲気を醸し出す往年のレコードプレイヤーを思わせる

そのデザインにあると遊馬は考えています。






Chet Baker - Almost blue










オレンジ色の白熱灯に照らされ、穏やかに、



そして優しく包み込むように流れ出るレコード盤のメロディーに想いを馳せる。








Diana Krall - Just The Way You Are







郷愁を感じさせるのに、決して古典的な古びた雰囲気のない、

非常に洗練された斬新さも併せ持つデザイン。

育ちの良さを感じさせてくれる、古くからの上流階級の時計といういう雰囲気。




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クラシカルでエレガンスなデザインを備えた時計は、

スポーツ時計全盛期の中では数が少なかったわけで、

「一目見て忘れられない」は、当時も今も過言ではなかったでしょう。







そして、そして、忘れてならないのが、

今年2014年は、記念すべき “ ランゲ1誕生20周年 ” なのです。

そんな記念すべき20周年のご案内は、



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そう、数量限定の20周年記念モデルの発売!!



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この限定モデル、昨日既に有名ブログでは紹介されましたが、




まず数量は20周年にちなんだ数で、メンズとレディースのペアセット販売。



販売価格は1千前後。



世界限定20セット、カラーバリエーションが数種あるものの、各20セットですから、手に入れるのは至難極まりない状況。




でも、ランゲ1の20周年記念の限定ものですから、

ランゲホルダーなら実物をぜひ拝見しておきたいところですよね。







というわけで、辛口批評の遊馬が語る、ランゲの魅力とは、いかがでしたか。


好評なら、他の違うブランドでも、その魅力を語るシリーズ続けましょうかね。




今回はランゲ1ばかりの魅力を語るものとなりましたが、


なぜならランゲというブランドを語るには、アイコンたる、このランゲ1を語らない訳にいきませんので(笑)。




長くなりましたので、次回以降にでも、1815も取り上げましょう。もちろんランゲ以外のブランドの魅力もね。





なお、今回記事で紹介した雑誌は、

こちらの「Pen」。
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お持ちでない方は、バックナンバーで買って良い内容かと。









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by asmars | 2014-09-30 00:20 | OTHER