新ディープシーディープブルーref.116660の評価



2014年8月に発表されたディープシー


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文字板の装いを変えての登場です。

早速、遊馬なりの批評を加えたいと思います。








そもそもバーゼルの場ではなく、

この8月に新型ディープが出ると聞いた際に思ったことは、

ディープシー、売れ行きが悪いのかな?ということ。








バーゼル発表でない時点で

機能面での現行ディープシーからの向上は期待しておりませんでしたが、

マイナーチェンジレベルに止まっているようで、

悪く言えば、日本限定を出した

ターノグラフと同じパターンのように在庫処分的?とも思えてしまいます。





ターノグラフの売れ行きが芳しくなかった原因を思うに、

ターノグラフRef.116264は、針や文字板のデザインは悪くないのですが、

やはりベゼル幅が大きすぎて、時計の見た目のバランスが他のモデルより、

ちょっと悪いからでしょうか。

ベゼル部分のギラツキがやけに目立ちすぎてしまっている感じを受けるのです。




たしかに、日本限定として、文字板と針のカラーに個性を出して、

300本限定と売りに出すことで、、

それが個性的に映る部分はあるのかもしれません。




その点で、被りの少ないロレックスを求めるこだわり派の方や

コレクターズアイテム性を求めるのであれば良い時計とは思います。




ただ、私的には、ケースデザインという時計の見た目の一番の部分が、

どうもベゼル幅の大きさにより、

私の好みに当てはまらず、当時購入に至りませんでした。









そんな販促的な文字板のデザイン変更を前例を知っていると、

今回の新ディープシーについても、

現行に新たなカラー文字板を入れれば、

また売れるという安直さを感じてしまうわけなのですね。





開発費はたいしてかからず、宣伝費くらいでしょうから、

まあ宣伝費も、たくさん喧伝してくださる方々がおりますから、

他社より費用は少なくて済んでいるかもしれません。





多額の開発費や大量生産であるがゆえ、文字板を変えて、

売上げの持続性を維持させようという経営戦略は一定程度理解できますが、

古くからのロレックス愛用者の好みやニーズを、

十分に汲み取り切れていないようにも思えます。








辛口批評になりますが、ロレックスの経営陣やデザイナーに、

自腹で1940年代のアンティークロレックスあたりから収集している方が

いらっしゃれば、もう少し違う目指すべき方向があるのではないかと。




たしかに、カラーの色々なバリエーションが無さすぎるのもつまらないですが、

ロレックスの魅力は完成度の高いデザイン性と

「使いやすい実用性」にあるのを再認識して欲しいですね。




写真撮りのおかげかわかりませんが、

色味や雰囲気は悪くないように見えるのですが、

やはり時計の厚さはやはり難点です。



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ラグジュアリーに造るのは良しとしても、

実用の腕時計は軽く薄くが本来のあるべき姿。









あと個人的に私が思うこのディープ文字板のデザインの問題点ですが、


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ディープシーの文字板のレター配置が、少々野暮ったく感じます。


あえてシードのレターまでも入れており、行数増には

デザイン的に疑問符がつきますし、





しかも、ディープであることを強調したいがために、

レターサイズをディープシー部だけ大きくしている点は、

余計に文字板上のレターバランスを失っているように感じます。





このあたりは、今後変更をしてもらいたいと思ってしまうかな。





在庫一掃処分的発想の文字板とはいえ、

現行派の方や、新しもの好きさんには、

他の方との差異を自慢できるものと映るでしょうから、

青のグラーデーションの文字板は魅力的に感じられるかもしれません。



しかし、発売間もなければ、買って着けて見せびらかした上で、

1年内に早々売ってしまえば、差損は少ない、

あるいは上手くすれば差益が出るかも的な買い方をする方ではなく、

(そういう方は、腕に着けたけど重たくてと言い訳で1年内に売りそうですが、)

長く愛用いただける方の手元に行くことを願うばかりです。





というわけで、長く愛用して買いたい方は、

価格変動が激しいタイミングでは買わず、

じっくり待つべきで、あえてすぐ購入に動く必要はないと思いますね。

1年半後くらいにはおそらく落ち着き始めるでしょうから。





発売早々は、転売屋さんか、売買の激しいブローカーもどきの方か、

新しいモノ好きの方に任せてしまいましょう(笑)







ちなみに、私は、このディープより、今年のバーゼルで発表された

新チェリーニのほうが気になります。



以前、デザイン性につき、こんな辛口記事を書きましたが、


ロレックス人気ランキング(2013-06-05 00:05 )


2014年のこのチェリーニは、デザインの改善を高く評価しています。



スポーツロレックス偏重が少し改善が見られたような。





タイム、デイト、デュアルタイム、

どれが好みかは、実物を3種類をしっかり比べられるようになってから、

見比べ買いたいなあと感じておりますから。



チェリーニタイム
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チェリーニデイト
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チェリーニデュアルタイム
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ともかくもまあ、新ディープの文字板にも

変更できるようになるのであるなら、

プレミアム価格で買う必要はまったくないでしょうね、

というのが私の個人的な感想です。




ロレックスのデザインは安直な物であってはならない。

時代を超えて魅力的に映る普遍性を持ち続けて欲しい。


だからこそ、今後も常にデザイン改善を怠らず、

安直な経営に走ることのなきよう、

辛口批評記事を書かせていただきました。



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by asmars | 2014-08-23 12:30 | ROLEX