パテック・フィリップ論、その魅力って(後編)



パテック・フィリップ論の後編です。


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さて、とある日のこと。




遊馬が仕事面で一目を置いている非常に優秀な同僚女性と、

小さな会議テーブルで打合せをしているときに、




ふと彼女が着けている非常にシンプルで地味な時計が目に入りました。





なぜか直感的に、もしかして…と、

文字板のレターを意識的に見て初めて気付くような極端な控えめさ。





そんな極端なほどに地味なパテックを見て、












そう遊馬は悟りを開いたのです。








まさにこんなイメージでした(笑)











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ドラマ「SPEC」
警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係事件簿より














ようやく遊馬なりに、パテックの魅力が解った気がしたのです。

逆転の発想、思考が必要だったのです。









本来の伝統的なパテックの良さというのは

文字板のパテックフィリップのレターを確認しない限りは、

パテックだとわかってもらえない








まさにその大いなる



控えめさ



そのものです




パテック・フィリップの時計カタログには、自らの時計をどうアピールしているか。

改めてカタログを読むと、しっかりとこう記述されていました。





Aesthetic=美学



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この潔さがあってこそのパテックだと思うのです。







一般大衆に、その価値をわかってもらうことを求めてはいけない時計。

また、一般大衆にその価値をわかってもらう必要性もない時計。

自己満足で完結しなければいけない時計。





高価な素晴らしい時計であることを自慢したり見せびらかすような

意図を持ってはいけない、さりげなく控えめであることを美徳とする時計。





それこそがパテックフィリップの本来の美意識ではなかろうかと。






最近のパテックのモデルには、そのような美意識が薄れ、

大衆受けする売れる時計へのシフトがあるかもしれませんが




パテックの根源的な魅力が、その潔いまでの偉大な控え目さにあることが解れば、

憑き物が落ちたように、心は晴れやか。










おかげで、もう









パテックの美意識を



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って、状態です。









そしてこの控えめを美徳とするパテック論に従い選ぼうとすると、

やはり控えめに気楽に普段使いができるわけで、

ビジネスシーンで活躍できる時計となるわけです。





時計を誉められたい、自慢したい、見せたい、

他者との関係でさらに満足感を得たい、

自分の審美眼が頼りないと感じるのであれば、

わかりやすい、ノーチラスやコンプリケーションモデルを買えば良い。





それはそれで堅実な時計の買い方の一つだと思います。

リセールの心配も少ないですからね。





でも、自分だけがわかっていれば良い、他の方にわざわざわかってもらう必要はない、

時計は自己満足の世界であり、さらに一歩踏み込んで、

控えめであるという美意識を持てるかどうか。





でもそんなパテック論にたどり着けたのも数多くの時計のおかげであるかもしれません。






遊馬にとって、そんな美学を有する存在、それがパテック。








というわけで、






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読者の皆様は遊馬が何を選んだのか想像できますでしょうか。












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控えめでありながらも、ジュルヌ、APやランゲに匹敵する魅力を持っています。







正規店で実物を見に行きましょう。





なお、遊馬の今回のパテック・フリップ論は、

ビジネスの場、オンタイムシーンに当てはまるものと考えています。

ですので、パーティーなどでは、華やかな石付のパテックを使うのは、

まったくもってアリですので、誤解なきようにお願いします。



遊馬は、華やかな色気のある時計、個性的な時計も好きですからね。
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by asmars | 2014-04-28 00:01 | OTHER